2013年6月21日 (金)

透ける床、抜ける床

「暑くなったからエアコン」「寒いから一日中ファンヒーター」の前に、自然の操作で少しでも機械に頼らない生活ができればいいと思っています。

隣家との距離があまりない南側につけたバルコニーは少しの雨でも洗濯物が守られるよう、そこだけ屋根を延ばし、それを利用して下に柱が出ないよう吊り構造としてあります。
床は陽が下まで届くようFRP製グレーチングというスケた材料なので、防水工事も要らないし、風も通ります。
バルコニーの室内側は吹き抜けです。
行き来ができるように、バルコニーに沿ってこちらは木製のルーバーで床を作っています。
吹き抜けは冷暖房効率が悪いと言われますが、気密断熱のグレードを上げて、冬の陽が1階リビングに差し込むことを可能にしています。また、1・2階とも南北に窓を設け、風を効率よく通すことで冷房負荷を減らすことを考えています。
毎度毎度こうした考えで暮らしをデザインします。
これ見よがしに機能を強調しないよう無理せず自然にそこにあったような形を心がけるのも毎度のことです。
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浴室に船舶照明

本来は船舶で使用されている照明器具を取り付ける。

浴槽に身を委ね湯船に落ちる灯りをぼんやり眺める。
そんな風呂。
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2013年5月14日 (火)

足場がとれて

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「書架のある暮らしの家」のリビングダイニングは吹き抜けになっています。
周りをぐるっとまわれるように廊下やキャットウォークがつきます。
分譲地なので3方に家が建つ環境で、日のあたる場所をシュミレーションして布団や洗濯物をどう干せばお日様の恩恵に預かれるかを検討してプランニングをした結果の形です。吹き抜けは、冬の寒い日中でも晴れていさえすれば1階の家族が集まる部屋に暖かな環境を作ります。
そういった理詰めなところを感じさせないよう、暮らしが窮屈にならぬようにと考えています。
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2013年4月24日 (水)

もうすぐ足場が外れます。

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「書架のある暮らしの家」は、現在内装工事中。

吸気用フードが付けば足場がとうとう外れます。
外部にはこれからスチール製の玄関庇とバルコニーが取り付き、ほぼ完成の形が現れます。
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2013年3月25日 (月)

リビング吹き抜けのわけ

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「書架のある暮らしの家」の南面するリビングは吹き抜けになっています。
窓の室内側にはルーバー状の渡り廊下がついていて、室外にはバルコニーがつきます。
造成され、区画割りされ整然とした分譲地なので、ほとんどの建ち方は西側ぎりぎりに建物を寄せています。
今回は、そのため南側の庭に4メートルほどの空地が残されるのみでした。
そこで、1階に家族がいつも集うリビングを設け、かつ日当りの良い部屋を作るために、吹き抜けを設け、日当りの良い部屋にすることにしました。
陽が差し込むために必要な窓が手の届かない高い位置にあるので、渡り廊下を設け、掃除しやすいようにしたうえで、その先にバルコニーを設けました。バルコニーは陽を充分浴びることが出来るし、接道から見えづらいことから、布団や洗濯物を干すのにも重宝します。
バルコニーの床は、下の日当りを損ねぬよう、FRPグレーチングで透過性を確保し、屋根から吊ることで、4メートルの南側庭となる部分を干渉しないようにしています。
吹き抜けからは直射日光のあたらない距離につく本棚が一望できるし、明るさは本を探すときに役立ちます。
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2013年3月22日 (金)

本がある暮らし

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栃木県で現在建築中の住宅は、家の中心に2階天井まで届く書架が並びます。

名付けて「書架のある暮らしの家」
現在、内部造作(棚や間仕切りを作る)や外壁貼り工事が進んでいます。
外壁はガルバリウム鋼板という金属板を横貼りとして用いて、鎧で武装するようにぐるっと回します。
横貼りのラインの積み重ね感が書籍を平に積んだようにみえるでしょうか。

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