2013年10月19日 (土)

子供基地改修計画

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現在、自宅2階の子供部屋をリフォームしています。
紺屋の白袴とは良く言ったもので息子は中2なのですが、

まだ個室を持っておらず、すこし静かな学習環境が必要に

なったこともあってこのさいキチンとつくろうとなりまし

た。
ついでと言ってはなんですが、小4の娘の部屋も(少し早

いかもしれないが)間取りの都合上一緒につくることに。
8畳ふた間を利用するので、ついでにこそっと僕の勉強部

屋もこしらえちゃう計画で、それは水面下で進めています

。笑
当然予算はかなり厳しいので、材料を厳選して実験的に工

夫を凝らしています。
写真は娘の部屋(予定)8畳の西側を2畳減らし、更に反対側の階段に接する部分の壁を斜めに立ててできた余分な三角の廊下に絵を飾ったり、階段上にブリッジをかけて外壁抜いて東の屋根の上に出られるようにしたりと、すこし変化を付けてみます。仕上げは、壁がオイル拭きや子供のリクエストした水性ペインと塗りで床はウレタン仕上げとします。

天井はこの後竿縁(さおぶち)のようなサイズの21×45の材を竪に455ピッチで流す予定で、そこにクリップ型の照明器具やモビールなど(天井をにぎやかにできる装置)が付きます。
毎日大工さんと話をしながら進めていて面白くてたまりません。笑
とにかく家がオンボロなのと予算がないのと半分実験!なので自由気ままにいじっても惜しくなくていいです。笑
今住んでる部屋を面白く改装したい方、予算なくても相談に乗りますよ!!
さて、僕の勉強部屋のこと、いつばれちゃうんだろ。くふふ。

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2013年5月20日 (月)

手の当てどころ

所員ハブのジミベン記事の載った雑誌を買うために立ち寄った現場近くのTSUTAYAの男子トイレ扉。

プレートとは違う位置でみんな手をつく。
年月が経って、あきらかにその部分が擦れてくると、プレートよりもむしろ擦れた部分のほうが「押す」位置に思えてくる。
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2012年12月21日 (金)

椅子のある暮らし

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座り心地の良い椅子が置かれているだけで、暮らしが豊かになる気がします。
先日お客様に納品した椅子のチェックに行ってきました。
40年以上も前のビンテージなので実際に使っていただいた上で不具合がないか確かめておく必要が新品以上にあるからということと、良い椅子のある空間を体感してみたいという欲望(笑)があるからです。
訪れてみると、築15年になる住宅のすこし広めのリビング南側にその椅子は存在感を持って”まるでそこに以前から存在していたかのように”置かれていました。
良い椅子は会話も弾みます。
写真は、椅子に座らせてもらいウキウキな所員と奥様。
とても気に入っておられることが表情から伺えます。
ご用命ありがとうございました。
加藤

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2012年12月 4日 (火)

グッドなライフを。

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近く出版される県内建築家のつくる住宅を特集するムック掲載の依頼があって、だいぶ締め切りを過ぎたのだけどやっと内容の8割方送ることが出来た。

理由は、いま建築中の住宅を載せたかったためで、辛抱強く待っていただいた雑誌社担当様には迷惑をかけたが、掲載を楽しみにしてくれる建築主のために粘ってみて、果たしてぎりぎりで間に合いそう。
僕の設計は「暮らしぶり」に注目する。
今回の「余地と暮らす家」や「大屋根と暮らす家」も、そこで家族が和やかに過ごしてもらえるよう考えることが最優先事項になる。
「グッドライフ」
家族が幸せに暮らせるよう。
「グッドライフ」
周辺とも和やかな関係を築けるよう。
「グッドライフ」
想像力を働かせ
「グッドライフ」
家をつくる
グッドなライフはみんなを幸せにするはず。
そう信じて僕は設計をする。

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2012年10月28日 (日)

私たちの「作業用椅子」

事務所の作業用椅子を替えました。

それまで長く座っていたのはアメリカ製の機能性チェアで、これは痒いところに手が届くようにあらゆるパーツが微調節可能な機能的には全く問題のない一見”完璧な”椅子でした。
一見、というのは使ってみるにしたがって僕にとってどうもしっくりこないことが多く出てきたからです。
「長時間座っていても疲れ知らず」なのは、「集中力が散漫になる」ことでもあり、「微調節ができる」ことは「楽な姿勢でくつろいでしまう」ことでもあります。
さらに、狭い事務所なのに大柄な椅子はどうもバランスが悪い。
なにせ手を伸ばせば届くくらい狭いので、キャスターの必要性なんてないんですね。
これ以上、そんなこと思いながら仕事するのはつらいな〜ということでこのたび思い切って椅子を選び直すことにしました。
所員ハブも同じ椅子を使っていましたので、二脚。
座って仕事をするための椅子ですから多少の出費は覚悟の上、おおよその予算を決め、それぞれ「この椅子と仕事をする」をテーマに椅子を選びました。
選んだのはどちらも北欧デンマークのビンテージダイニングチェア。
食いしん坊の事務所らしい選択と言いましょうか。笑
ハブのチョイスはカイ・クリスチャンセンのNo42。
珍しいローズウッドの骨組みに黒革の座面と背もたれを備えた椅子で、背もたれが可動なことと、ハーフサイズの肘掛けのついた特徴があります。
僕のチョイスはハンス・J・ウェグナーのCH-29。
言わずと知れたウェグナーの椅子なので、掛け心地は抜群です。
素材はチークと布。
CH-29の総チーク製というのは珍しいそうで、さすが雰囲気は抜群です。
重量も、片手でひょいと持ち上げることができるので、狭い事務所では重宝します。
機能満載の最近の椅子もとても良いと思いますが、座って作業をしてみてウチの事務所にはこんな椅子たちの方が良いんだとはっきりわかりました。
多少当初の予算をオーバーしましたが、そのぶんバリバリ仕事がはかどればいいし、これらの椅子は大切に使えば僕の寿命より長生きです。
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KAI・KRISTIANSEN No42(デザイン1960年代)
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HANS J・WEGNER CH-29 (デザイン 1951)
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加藤

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2012年1月28日 (土)

素敵な正しい贅沢的生活

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僕たちの心理には「贅沢は敵」的な意識がある。人様と違うことに対してそこから金銭的要素以外の要素をごそっと抜いた状態にし、物事を判断してしまうのがクセになると、それのみの判断基準を目が持ってしまう。

だから労力がかかっていると「そんなにこだわらなくてもいい」といい、快適だと「そうじゃなくても住める」という。たしかに手間をかければいいというものでもないし、真冬に初夏の暖かさはいらない。

例えば住まいの壁を塗り壁にする。ビニールクロスの何倍ものコストがかかるので「贅沢」ということになるが、手触りや吸湿性、ライフサイクルなどを総合的に判断すれば決してビニールクロスより「贅沢」ではないことがわかる。
ストーブも、暖炉は高くてしかも手間がかかると思われているが、火を見ることの安らぎは長い時間かけて楽しめる。そもそも今の時代に石油や電気を使うのと薪を使うのではどちらが「贅沢」なんだろう。

世の中がどんどん金銭的価値に重点を置く合理主義に傾いていく中、「正しい贅沢的」なるものが堂々と主張できなくなることは、金銭的価値に重きを置く社会構造の悪いところ。

これは僕たちの仕事、一般に「贅沢」と思われてしまう設計のオーダーについてもいえる。
設計を専門家に頼むことは「贅沢」と思われている。
しかし、その「贅沢=お金がかかる」はこれから長い時間共にする仲間を選ぶと置き換えてみれば、決して悪い選択ではない。

ある試算では建物が償却されるまでのライフコストの建てた時の占める割合は全体の3割弱であるという。
だとしたら、建てる時に将来を見据えて計画を立てていくことがとても大切であり、その部分抜きに計画を進めて「格好よさだけの選択視」で作られた「家」の、こののち襲いかかるであろう「流行遅れにならない努力の対価として支払う金額」のなんともったいないこと!

写真は、最近事務所に設置したパーソナル暖房機。
高齢のご夫婦が住む住宅のトイレに置くことを念頭に所員ハブにデスク下で試しに使ってもらっている。
彼女曰く「すこぶる快適で、冷えから来る毎年の体調不良も、今年はなし」とのこと。
電気代は5円/時間のカタログ値で、一日24時間使って120円程度(8時間で40円)。丸丸一日使って、冬の3ヶ月間の使用で1万円の電気代は、例えばトイレを数十万円かけて改装して快適性をすぐに得られない家庭では重宝するはず。
しかも体調が良い状態が保てることは、健康の面から見ても「金銭的贅沢」では測れない「贅沢」さを享受できるのである。

加藤

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2012年1月21日 (土)

15年見続ける

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きのうは15年前に住宅の設計をさせていただいたご夫婦と会食をしてきました。
その住宅を15年間見続けられたこと、ご夫婦から住み心地などを直接聞き続けられたことは、とても貴重な経験になっています。

新築当時50代後半だったので現在70代前半、さすがにいつまでも健康とはいえない年齢に差し掛かって最近はお風呂やキッチンのリフォームをしました。

この家は当時からメンテナンスをしながら住み続けられるように素材や工法、設備を考えて設計をしています。
手本は「民家」で、室内環境で言えば、つい数年前まで夏はエアコンなしで暮らしていける環境を作っていました。
さすがに最近は年齢や夏の暑さに数日は機械に頼るようですが、深い軒と現しの小屋組みに設けた窓から抜ける風の心地よさは機械でつくる人工的な涼しさの比ではありません。

人は年をとります。
家は、大切に使えばそれこそ人の人生より長生きをします。
過剰にアシスト機能をつけるのもどうかと思いますが、寿命が長い住宅を未来を見据えて計画をすることは結果的に限られた資源を大事に使うことになります。

いまでもたまにお会いして、暮らしぶりを聞きながら時間の経過でしか教えてくれない至らないことや発見を糧にできること。家を建てたことを15年経った今でも大変喜んでいただけることは僕にとっても嬉しいことであるとともに、責任の大きさに気を引き締める瞬間でもあります。

写真は”その家”のリビング上部、現しの小屋組み。

加藤

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2012年1月15日 (日)

大切なのは「暮らしぶり」

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設計の依頼を受けて、まずすることは暮らしぶりを拝見することです。
文字通り「買う」のではない「創る」ことを所望されてウチを選んでくれたクライアントです。提案も「現在の流行りの設備や間取り」でお手軽にファッショナブルにまとめることをよしとしません。

なので、こちらもクライアントの「暮らしぶり」とじっくり向き合い、時流に流されない提案をさせていただくことに全力を注ぎます。

「暮らしぶりを見る」ことで言えば、おそらくウチの事務所くらい他人様の家を見ているところは稀でしょう。
なにせいままで建造物調査で1000件近くお宅に上がり「暮らしぶりの調査」をしているのですから。
よく「数学が社会の役に立つか」といわれます。民家調査は、僕にとっての「社会で役立つ数学的論理とその解放のヒント」ということになりましょうか。

写真は、群馬県某町の築80年ほどの民家。
当初、古民家再生で計画を進めていましたが地盤やコスト、将来の暮らしぶりを考え古材を活用しながら新築とすることになりました。
春に着工の予定です。

加藤

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2012年1月 8日 (日)

Oさんは土地購入の前から

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今年は、仕事のことも織り交ぜながらブログを進める宣言をしたのでさっそく始めて見る。
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新たな生活を考えているOさんの購入予定敷地を見に行く。

土地取引業者もプロであるので、下手な土地は紹介しないであろうが、第三者的立場である僕たちが介在することで、冷静で慎重な判断がくだせる。

周辺環境に生活がなじむか、その場にじっくり立って行われるであろう行為を想像し、それに基づいた想定しうる質問を投げかけながら敷地とクライアントであるOさんとの相性を見極めながらじっと考える。

土地の形状や方角隣地の状況、春夏秋冬24時間、災害に対する安全性、隣地の状況、周辺建物、音、匂いインフラ、。購入前だからこそアドバイスできることがある。

写真はOさん土地購入予定の茨城県U市某所。

加藤

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2010年6月 4日 (金)

フリーハンドで思考する

パソコンも定規も使わずに手を自由に動かしながら思考するフリーハンドスケッチが僕には一番しっくりくる。

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写真はB4、5ミリ方眼に0.4ミリHB芯の製図用シャープペンシルで描いた民家再生物件計画案#1

S=1/100平面図(部分)

加藤誠洋

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