2010年2月18日 (木)

「まちのみかた 栃木市」レポート 後半

「まちのみかた 栃木市」後半は、「まちあるき」。前半で「まちのみかた」を紹介した4人がリーダーとなり、参加者とまちあるきをして栃木市の再発見をします。会場は前回と同じ、中田家見世蔵(国登録有形文化財)。

1 注意事項説明

2まちあるき前に自己紹介

3あるくルートの説明

4先週のおさらい

3月13日午後3時、早朝から降る雪の中、33名の参加者が4グループに分かれて1時間ほどの”ツアー”がスタート。

グループにはそれぞれ「地元の方:ガイド役」「地元以外の方:外部からの視点でまちをみる」「リーダー:自分のみかたを案内しつつ時間や経路の把握」といった役割を与え、「みんながグループの一員である意識を持ってまちをあるく」まちあるきをしました。

5_2雪のなか、出発!

51 うづま川沿いの道を歩く

61水路を眺める

戻ってからグループのリーダーを中心に、各自着目したところを挙げ、「栃木市の再発見」を発表。

6ワークショップ中

62温かい甘酒が振舞われる

カフェ的な和やかワークショップ

7そして発表。

安沢グループは、ポラロイド写真を用いて説明。

Dscn4029 参加者で記念撮影

懇親会では、ちょうどその日に「ネットワーク栃木」主催の「栃木自由大学」という市民講座の招きで「明治期の栃木市の建物」についてレクチャーをしに来ていた恩師、河東義之氏や自由大学の主催者である「ネットワーク栃木」の皆さんも合流し、これからの栃木市について大いに盛り上がりました。

9建築史家、河東義之氏によるレクチャー

また、河東氏には「明治期の栃木町の建物」について貴重なお話を頂戴できたことは思っても見ないありがたい出来事でした。

10雪化粧した見世蔵

懇親会では栃木を代表する大工、山本兵一棟梁(大兵工務店代表)にお言葉を頂戴する。

8懇親会終了後の記念撮影

今回も、前回同様多数の参加をいただき開催できたこと。御礼申し上げます。

今回の成果は、「まちのみかた栃木市100」として、後ほどあたらしい栃木市をこの場で紹介させていただきます。

最後に、快く会場を提供していただいた中田家ご夫妻。後援をいただいた、栃木市教育委員会(栃木市長様にはイベント開始前に会場へ起こしいただき激励のお言葉を頂戴しました)、栃木の例幣使街道を考える会のみなさま、協賛をいただいた油伝味噌株式会社様。レポートの提出が近いのにお手伝いいただいた小山高専専攻科建築学科の伊東さん、高岩さん、大島先生。懇親会に駆けつけてくださったネットワーク栃木の皆さんをはじめ、ポスターやチラシを置かせていただいたお店や施設様、町で声を掛けてくださった栃木市の皆さんには心より感謝いたします。

「みかた案内人」の安沢・渡邉・大波・羽部の4名は自分の普段をさらけ出す方法のこのイベントに賛同してくれ、また主旨を瞬時に理解していただき、おまけに僕の至らない点までカバーしてくれてありがとう。君たちのお陰で、「まちのみかた」を今後展開する基礎も築けました。

「まちのみかた」は今後、7月に「たてもののみかた 中銀カプセルタワーマンシオン」、10月に「まちのみかた 水戸」を予定しています。今後も「みかた」を披露しまちを見ながらあたらしい「みかた」で地元の方と触れあいながら継続していきたいと考えています。どうぞよろしくお願いします。

「まちのみかた」加藤誠洋

|

2010年2月16日 (火)

「まちのみかた 栃木市」レポート 前半

おかげさまで大盛況のうち終了した「まちのみかた 栃木市」のレポートを前・後半に分けて紹介します。

まずは、2月7日(日曜日)に行なった前半。

その前に、「まちのみかた」について、その意義と今後の展開をすこしまとめてみました。僕がこのイベントを通して考えていたのはこんなことです。

1.「設計事務所のおこなうまちづくり」

地域の建物や町並みを尊重して仕事に携わること

2.「まち再発見のヒント」

参加者の多様な話から「自分のみかた」を探る

3.「新たなまちの資産つくり手法」

トークショーとまちあるき

4.「話し手の発見」

個人的な「まちのみかた」。無意識の顕在化

5.「開催までに構築される関係性」

その地だからこその会場と開催までの手続き

6.「地域交流」

懇親会で参加者同士が知り合い、仲間が増える。交流の場。

7.「まちの小さな文化財の発見と評価」

地域の歴史を学び、地域の文化財を知る。調べる

8.「実施地域と計画」

北関東及びその周辺。番外あり

9.「記録」

活動を記録。「まちのみかた100」

10.「常に新鮮なみかたで」

まちを見る

そのほかにも「まちの魅力を伝えるスピーカーを育てる」ことや「賑わいをつくる」ことなど、今後10年続けるための”強さ”を持ちえるために用意した意義は僕自身のこれまでの考えを文字化し顕在化させることでもあります。

さてさて記念すべき第一回目に訪れたのは「栃木市」。四半世紀前、僕が実測調査で訪れてから、関っている場所での開催を決めたのは、義理人情よりも「何とかしたい」とがんばっているのを間近で見て、力になりたいと思ったからです。

今後も「まちのみかた」は少しでもお役に、力になれればといった視点で開催場所を決めていきます。

当日は晴天。                                              会場の中田家見世蔵には受付開始の2時半前から参加者がちらほら現れ活況を呈していまして、開始時には定員をはるかに上回る大勢の皆さん(定員30に対し、47名の参加)で、用意した席が足らず、協賛いただいた「油伝味噌」の小池さんにお店から10脚ほど椅子のご提供をいただいたものの、まだ数名の方が立ち見となってしまうというありがといような、もうしわけないような状況。

Dscn3581_2

Dscn3584

Dscn3587_2 

そんな熱気に包まれている会場では、自身の「まちのみかた」を披露する4人のみかた案内人それぞれの「まちのみかた」の発表が行なわれました。  「まちのみかた」を決定付けるみかた案内人。今回は、建築の歴史を学んだ4人の案内人がそれぞれ「なにに興味を持ってまちをみるか」をテーマに会場に集まった参加者に「それぞれのみかたを顕在化する」ことの面白さや発見を促します。

まずトップバッターは、現在イギリスはロンドン在住の安沢千里さん。            彼女が普段行なっているインスタレーションをもとに、自分だけの風景を切り取ることで風景を身体化するような試み、そしてそのみかたを紹介しました。何気なく通り過ぎるまちなかのショーウィンドウに映る景色に記録を見出すことで発見する自分なりのまち。限られた空間だからこそ広がりが生まれるようなプレゼンテーションでした。

Dscn3589

Dscn3591_3   

次は現在栃木県宇都宮市で設計事務所に勤務する傍ら、休日に鹿沼市で町並み案内など積極的に活動している渡邉貴明さん。                     彼は、道や、その道が風景に対してどのような効果があるのかに注目してまちを見ると言います。十字路やかねの手、行き止まりなどの道の形状を擬音によるわかりやすい表現で、見せてくれました。

Dscn3592

当事務所のハブは近代から現代の女流文学者の随筆を参考にまちあるきを楽しむ方法を紹介。文学の語彙の豊かさを参考にまちを見ることの面白さが伝わります。

Dscn3596

最後に登場のオーナミ君は町の履歴を現代に蘇らせる方法を用いてまちを楽しみます。まさにゲニウスロキを確かめるもののみかたは、歴史の王道と言ったところ。

Dscn3602

そんなこんなでその後の懇親会も発表に触発されたかのように参加者のスピーチが続きました。

Dscn3605

今回のテーマは、みかたを共有しながら自分の見方を顕在化させ、次回のまち歩きで「自分のみかた」を楽しむことにありました。

誤解を恐れずに言えば、僕は、ガイドブックを用いて、なぞるだけの「まちのみかた」ではない「自分で発見するまちのみかた」だけがまちを何とかできると考えていて、その実践としてのイベント。参加者の皆さんからは、不備も多いけどとご指摘をいただきながらも、楽しめたと評価をいただけたことは、潜在的に「僕のやろうとしていることをわかってくださる方がいる」という自信にも繋がりました。

そしてそして後半の”雪中”まちあるきレポートへと続きます。

*なお、残念ながらお越しいただけなかった方のために、当日使用した資料を差し上げます。欲しい方はメールでお申し込みください。

加藤誠洋

|

2010年2月14日 (日)

御礼

Photo

このたびは、「まちのみかた 栃木市」に多くの参加、激励、賛同、叱咤をいただき、誠に感謝の念に堪えません。ここに謹んで御礼申し上げるとともに、今後の「まちのみかた」も全力で開催する所存であります。

なお、イベントレポートは後日あらためてこの場で紹介させていただくとともに、雑誌媒体にも特集記事を掲載させていただく予定になっておりますのでご覧ください。                                                      また、今回参加の皆さんによる”みかた”「まちのみかた 栃木100」を作成し、栃木市、及びWeb上で、本イベントのドキュメントと併せて発表の予定です。

「まちのみかた」 加藤誠洋

|

2010年2月13日 (土)

13日「まちのみかた」雨天決行です

こちらは朝から小雪がちらちら。

午後には回復するらしいのですが、本日参加の皆様は、くれぐれも暖かい格好で、途中交通にも気をつけてお越しください。

まちあるき前には会場にて「ホッカイロ」を、まちあるき後は暖かい甘酒をご用意しております。

その後の懇親会も、皆様との暖かいふれあいを持ちたいと願っております。

加藤誠洋

|

2010年2月10日 (水)

まちのみかたをお知らせいただく

「まちのみかた 栃木市」のイベントに参加いただいたRONさんが自身のブログにイベントの模様をアップしてくれました。

こちら

また、昨日b勉強の会でお会いした方も。

ありがとうございます。

加藤

|

2010年2月 9日 (火)

「みかた」×「b」の10月

9日

BLACKBIRDブログに「まちのみかた 栃木市」体験記がアップされている。

その中にこんな一文が。

「まちのみかた」第二回目の開催地は水戸。
僕としては今回「まちのみかた 水戸市」の下見的な要素も大きかった。前々から言っているように、今水戸に必要な物は「水戸を対象化すること」すなわち外からの視点で水戸の魅力を一度考えてみること。悪いけど納豆と黄門様にはそろそろ引退してもらう。
「b勉強の会×まちのみかた」今年の10月開催されます。

よよよ!。「まちのみかた」と「b 勉強の会」がコラボしてる~。                                           これはもう、心強いゾ。

沼田さん、個人レベルから水戸を盛り上げましょう!!!。

加藤

|

2010年2月 8日 (月)

きのう 栃木で そしてこれから

8日

Dscn3607

きのうの片づけをしながら、イベントについての反省と今週土曜日のまちあるきの準備のことを考える。

さらに考えていたのは、今後の「まちのみかた」。今年中に行なう予定の銀座、水戸の開催は今回のような形式でいいのか、スピーカーの人選や内容をどうすればいいのか。この先10年続ける予定で始めた企画であるから、それなりのことをキチッと始めに確立していなければ、10年つづけられただけの自己満足になりかねない。

今回の反省点として挙げるなら、初回と言うこともあって、気負いがあったのかなと思う。続けるために、今後はもう少し自然体を意識しよう。

「まちのみかた 栃木市」の後半は今週土曜日です。すでに定員には達していますが、もう少しなら参加できます。

今回は、「まちあるき」です。歩いて発見する「あたらしい栃木市の100」。

楽しみにしていてください。

明日はBLACKBIRDさん主催の「b勉強の会」です。

もちろん、事務所総出で参加します。

加藤誠洋

|

2010年2月 7日 (日)

「まちのみかた 栃木市」前半を終えて、事務所に戻ってきました。

まずは、本日参加された皆さん。寒い中、私たちの話を聞いてくれてありがとうございます。定員をはるかに超える人数で、主催者としては、うれしい限りです。懇親会での皆さんのお話も、私たちにとってかけがえのない貴重なもので、本当にやってよかったと思います。

地元の方に「良かった」といってもらえたこと、また、県外からも多くの参加を頂き、いろいろなご意見を頂戴し、今後の課題も数多く見つかりました。

次週は、まちあるきをして、自分の見方で、栃木市を見ることをします。こちらもすでに定員を超えておりますが、興味のある方は出来る限り参加していただきたく、お待ち申し上げております。

Dscn3577

Dscn3581

Dscn3599

加藤誠洋

|

明日 みかた開催 

日付変わって、とうとう今日、「まちのみかた 栃木市」の開催です。

Dsc_0135

定員30に対し、40名超の参加表明をいただきましたこと、厚く御礼申し上げます。

さて、只今の時間午前0時を少しまわったところ。ようやくいまレジュメ(記念すべき「まちのみかた」001号)の製本が終わり、準備がほぼ整いました。

それにしても、明日もかなり寒さが予想されます。参加される皆さんは防寒をお願いします。

なお、”ホッカイロ”を急遽用意いたしました。少しでも暖かくなっていただければと思います。

あとは、明日レモン牛乳を買ってコンプリートでございます。

皆さんにお会いできること楽しみにしています。

加藤誠洋

|

2010年2月 5日 (金)

新聞お知らせ 暖簾できました 

「まちのみかた 栃木市」は、おかげさまで、いろんな方がいろんなところで宣伝をしてくださってくれます。

お陰で、7日、13日ともに、予定人数を超え、僕たちも気合がますます入ります。

会場も、これ以降参加申し込みをされた方はお席の用意が出来なくて立ち見になってしまうかもしれません(スミマセン)。それでもよければあと少し余裕があります。

明日の下野新聞には案内を出していただけるそうです。マスメディアの宣伝効果は絶大なので、問い合わせ殺到の予感がします。その前に参加メールをいただけないとお断りすることになってしまいそうです。

トークイベント後の懇親会も、実に多彩な方々が参加される予定です。こちらからもご紹介させていただきますが、是非この機会に、まちについて普段感じていることをご紹介ください。こちらは椅子の用意はございますが、立食形式にて行ないます。

きょうは、懇親会用の飲み物や備品を買いに行きました。                    500円の懇親会費ですが、エビスビール出ます。(2本目以降は200円)             もちろんノンアルコールのお茶も用意してございますし、トークイベント中は「油伝」さんの甘酒が振舞われます。

味噌田楽用の大根は、近所の方のご好意でいただけました。                      

「まちのみかた 栃木市」の暖簾も届きました。

Dsc_0132

当日は、会場前に飾ってありますので、目印に。

ところで、辻さんの紹介その2

加藤誠洋

              

|