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2014年1月28日 (火)

「茨城デザインセレクション」トークショー

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先週の土曜日、茨城県笠間市にある「ギャラリー門」で行われた茨城デザインセレクション茨城展オープニング企画、額賀章夫(陶)×沼田健一(食)×加藤誠洋(住)のトークショーが行われました。

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会場はちょうど額賀章夫さんの個展開催中で、したがって作品がならぶなかでの壮観で贅沢な空間、もひとつスペシャルに贅沢だったのは参加者のうち先着20名は沼田さん(沼田さんは水戸のトラットリアブラックバードのオーナーシェフである)の食事を額賀さんのプレートで供されるというラッキーなトークショーでもあったことです。
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かといって、20名からあぶれてしまった方にも楽しんでもらえるようそれぞれの視線を外すレイアウトをしたり(料理を提供できる限度が20名で、当初定員もそうだったのですが、嬉しいことに申し込みが多く、できるだけ大勢に聴いて欲しいという額賀さんからの希望もあって当日は30名を超える参加がありました。)
ギャラリーのほうでも20名超えの参加者の皆さんにお茶を出していただいたり、みなさんに純粋にトークを楽しんでいただけるよう配慮をしていただきました。
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*画像は当日参加された堀さんよりお借りしました。(事後承諾)
午前11時半、デザインセンターおおがさんのかけ声からはじまったトークショーのテーマは「経年」。
まず3人のプロフィールをそれぞれの作品や活動で紹介します。
僕が進行役のような役割で、案の定やや脱線しつつやさしい皆さんに都度助けられ、つたない冗談に笑っていただきなんとか話を前に進めることができました。
ところでテーマとして設定した「経年」は、今回とくに僕が他のお二方に「それぞれの分野で年を経たことでわかることやその時間が可能にした続けて来たこと」を、問いかけてみたかったからに他なりません。
たとえば僕は建築界ではまだまだひよっこなのですが、それでもこの世界で30年弱、学生時代を含めると33年ほどになります。
48歳の自分自身「年を経ること」の意味について以前よりすこし深く考えるようになりました。
すると建築についても、経年の観点から建物を見ることが「建物にとって考えることなのではないだろうか?」などと、自分と照らし合わせながら考えることが出来るようになってきたようにおもうのです。
はたして、感の鋭いトーカーはそれぞれ経験も豊富であることで「経年」を軸に話を進めるための共有の感覚を早くも掴まれ、それを軸に「つづけること」「へんかすること」「おもいつづけること」などの話を興味深くお話をされました。
今回は構成も現在過去未来となるように設定しました。
過去を入れたのはもちろん「経年」の深みを出すためで、それぞれが普段あまり人前で話さない自分のルーツともいえる経験を公にし、参加者の皆さんの「その人への現在の理解」へとなるようにするためでもありました。
今回のトークショーのもうひとつの見どころがトーカーが座った椅子です。
「それぞれが普段使っている椅子に座って喋る」ことをしました。
これは「普段座っている椅子に腰掛けることでその姿勢も含め参加者に”見せる”ことも出来るし、なにより安心感が出るのではないか」と思ったからです。
結果、やはりそれぞれの椅子にまつわるお話も面白くて、特に額賀さんの椅子(30年使っている座布団)!には会場にため息がおきるほどでした。
最後に「未来」について全員が経年にとどまらず新たなる変化を求め探していることに僕自身希望をもらった気分になりました。
トークのはじめに皆さんに「最後にジーンとさせます」なんて宣言してしまいましたが「新たな変化への希望」を感じとっていただけたら幸いです。
時間も超オーバーしておよそ2時間半のトークショーは僕たち3人もとても楽しかったからで(こういうのなら何回でもやりたいなー)、それは熱心に聴いてくださった皆さんのおかげです。
この場を借りて改めてお礼申し上げます。
Photo
乱筆乱文長文失礼しました。
加藤誠洋

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