« 今日のジミベン。 | トップページ | 今日のジミベン。 »

2013年8月 8日 (木)

大先輩と、そして僕に出来ること。

現在、「伝統的建造物群保存地区における総合防災事業の開発」という、小山高専・東京都市大学・早稲田大学をはじめとして栃木市および真壁地区の歴史的建造物群保存地区の関係者で構成されるプロジェクト(リーダー:刈谷勇雅〈小山高専校長〉・河東義之〈小山高専名誉教授〉)に加えていただいています。

僕はその中で「修理修景グループ」に属していて、これは実務面から歴史的建造物の防災について考えることを主な目的としています。
きょうは委員会のあと、以前から進めている塗り壁の実物大模型を用いてする実験を広く建築関係者およびメディアに公開する場が設けられました。
Dsc_0237
写真の、試供体として条件を変え作成された土塗り壁を機械で揺らしながら強度のデータを確認して行く作業は、揺らしてはヒビのマーキングをすることを繰り返し丸一日がかりでおこなわれます。
そして、こうした地道な作業が、現在104カ所を数えた重要伝統的建造物保存地区の未来につながる技術となるわけです。
さて、僕の属する修理修景グループリーダーは木構造の大橋好光先生(東京都市大学教授)で、僕の卒業した学校(小山高専)の伝説の大先輩でもあります。
木構造の世界に詳しい方なら知らない人はいないくらい有名な方なので説明は割愛しますが、今回、そんな大先輩とご一緒させていただくことが出来て、大変光栄なのです。
Dsc_0244
写真は、大橋先生と同じく大先輩の郡司さん、隠れていますが、もう1人市川さんというこれまた蔵の町栃木市の生き字引とも言える大先輩も来ていて、同席したハブも含め、社会人の割合としてはとても希少な高専建築卒の人間が年代を超えてつながるというなんとも素敵な時間と相成ったのでした。
Dsc_0254
その後は大橋先生と、おなじく修理修景グループでお世話になっている長谷見先生(早稲田大学)の防災についてのレクチャーがありました。
超浅学非才な僕がこのような会に参加させていただけることは、同じ空気を吸うことだけで学ぶことが多く(言葉の端々に伺える明晰さに圧倒されまくりですが)申し訳ないくらいありがたく勉強をさせてもらっています。
そんなことで僕が出来る恩返しは、防災上の欠点が叫ばれている歴史的建造物やそういった建造物が集まる地域の安心安全を構築するための努力を身体を張ってすることなのでしょうね。
k

|

« 今日のジミベン。 | トップページ | 今日のジミベン。 »