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2012年6月 7日 (木)

2本の特別な柱その1~リビングの丸柱~

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「余地と暮らす家」のリビングには直径9センチ程のヒノキの丸い柱が取り付けてあります。
臥龍点睛のような、部屋を引き締める目的でぽつんと打たれた印のようなものです。
丸には方向性がありません(実際には「背割」の部分があるので正確には方向性が出ていますが)。
リビングに設けられた柱の位置は家の中心にあり、あらゆる動きが交錯する位置に基点として設えました。
柱によって自然に家の動きや家具の適正な配置が導かれていくことになります。
また、大黒柱の暗喩として、ちょっと見ただけでは伝わりにくい現代住宅の構造的安心感やヒノキの持つ”品”を与えることもこの柱が果たす役割としてあります。

「構造的に必ずしも必要ではないのにあると力を発揮する」これも余地の力でしょう。

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