« 仲間が建築展をします。 | トップページ | 今日のジミベン。 »

2012年1月22日 (日)

鉄のかたち

Photo


須知大さんは岩間に井上あやさんとアトリエ365という工房を構え、金属や木を用いた作品で知られる造形作家です。


先日、笠間のギャラリーで行われた個展にお伺いして数多くの作品を見る機会がありました。

金属は自由な曲線や曲面を用いた作品が多く並んでいました。
「錆び」を積極的に取り入れた作品もあります。須知さんの金属に対する理解の深さを感じました。
作品は、木と組み合わされたものもあります。
木は、素性をそのまま生かして作品に取り入れてあります。
「鉄の錆びと素性を生かした木」の組み合わせはともすれば枯れた味を好む味付けがされて過剰に嫌味を放つのですが、やりすぎないギリギリのところで成立させる洗練さを感じます。

多彩な作品は建築部品や燭台などの制作物もあり、それぞれが卓越した技術によって表現されています。


今回は、「何かに使うもの」が多かった展示ですが、日頃彼の文章(ストレートに表現されるたぎる鉄のように熱き純粋さ)に接するうちに、制約のない純粋な「得体の知れない」造形作品を見たくなってきます。

写真は、ペーパーウェイト。
ちいさいけれど鉄の塊としての存在感があって「須知さんらしい」と思える作品です。

加藤

|

« 仲間が建築展をします。 | トップページ | 今日のジミベン。 »