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2011年10月 7日 (金)

テキストのない授業

Dscn9913

昨日から学校の後期授業が始まった。

今期は「ショップデザイン論」と「修了制作Ⅱ」を担当する。

共通しているのは、どちらもテキストを用いていないこと。

もともと「修了制作」については、用意する予定はなかったけれど「ショップデザイン論」は適当なテキストが見つからなかったことによる。

いまさらながら日本の「ショップデザイン」について、きちんとした本がないことに驚いた。

といった経緯でおこなう「ショップ~」授業のテーマは「あたらしい店の分類」。

学生に、店を業種ではない分類の仕方であらためて構成していってもらい、最終的に「あたらしい店のありかた」を見つけてもらう。そう、論でなく研究。

初日は、肩慣らしに概要をアナウンスしながら、学生に「店の原初体験」を語ってもらう。

これがなかなか興味深く、みんな4~5歳の頃のかすかな記憶を手繰り寄せ、記憶として残る最古の店体験を語ってくれた90分であった。

この「オーラルヒストリー」に合いの手を入れる僕はまるで”イタコ”のような存在。

ふと、「授業とは、いままで経験したことのない旅をさせるようなもの」だと気づいた。

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