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2010年7月11日 (日)

シネマ・ブラック・バード

「映画館で映画を見たい」

こんな普通のことが最近ここ茨城で出来ないでいるのは、相次ぐ映画館の閉鎖。確かにショッピングモールには映画館が併設されてはいるけれど。なんだか見る気がしないのは、買い物ついでの娯楽扱いと感じてしまうところ。ついでで見るもんと成り下がった映画はさびしいんだよ。

このたび、ぼくが毎週利用するトラットリア「ブラックバード」の方々が、”ミニシアター”を企画運営された。正確に言うと、ブラックバードのサザエさん・・・失礼、マダム、アキさんの発案である。

ブラックバードの店力としての熱気もさることながら、webを利用した発信もとにかく熱い。客も「次はなにをやらかしてくれるのか」と、熱気に油を注ぎたくなるようだ。もし僕がブラックバードの近所に住んでいたら毎日でもその状況を観察したいほど。

それはさておき、とかくミニシアターというと”町おこし”や”まちの活性化”なんて前置詞がついてしまいそう(確かにそれはあるだろう)だけど、シネマ・ブラック・バードをそんな枠で捉えてはいけなくて、アキさんが「近所で、見たい映画がやってない」という個人的憤慨が発端なのだ。も~それだけで面白くて応援したくなってしまう。「思い立ったらやってみる」少しおっちょこちょいなキャラ。ホント、サザエさんだ。んがんぐ!

アキさんだけでない。BB(ブラックバード)はスタッフの個性が魅力的。シニカルなフジオさん、真摯さがあだになっていじられキャラな田口さん。そして一番突っ走っちゃってるシェフ。それが僕がBBに通う理由なのだ。

「個の力がなければ全体は変わらない」と常々思っている。あれやこれや考える前に、なんだかんだ言ってないでやってみる。そして時々、時々ふと振り向いてみたりして少し確認するくらいのことがすんなり出来る人が集まると面白い。見習いたい。

さてさて、久しぶりのブログ書き込み。支離滅裂なのは酔っ払っているからと言い訳をして、とにかく第一回目のシネマBBに立ち会えあえたことは幸福であった。エンドロールで作品と、シネマ成功の拍手の機会を逸してしまったことが唯一心残りである。(作品〈ジプシー・キャラバン〉も良かったんですよ)

加藤誠洋

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