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2010年1月28日 (木)

緊急撮影 

「まちのみかた 栃木市」概要はこちら

28日

今から24年ほど前、古河のまちや、歴史ある建物を撮影して歩いたことがある。休日に丸1日かけて撮った経験は、たった一日なのにとても記憶に残っている。写真とともに。

きょう、ブログに書いたH氏邸のことについて話している中で、「そういえば道路拡幅であそこの建物が取り壊されているんですよ」との情報を得、いても経ってもいられずに午後、事務所総出で現場を見に行く。

その道は、市内でも有数の歴史的建造物が残されている場所なのだが、計画道路の予定があり、道路拡幅のために、こわされてしまう建物があるらしい。

地域の資産としての風景や建物文化を無視した計画の実行にやるせない思いでシャッターを切る。

当然その建物は、個人のものだから、所有者が壊すと言えば、僕たちは何も出来ないかもしれない。でも、少なくとも長い間「まち」を形作ってきた風景としての資産は、簡単に壊してもいいものではないはずだ。とりわけ、まちの歴史をしょっていた町並みならなおさらのこと。                                                     遺すためには当然、それを残念に思う声、目、口が必要で、根底にそれがあるからこそ、歴史的な町並みが遺されているところがある。決して文化財になったから残ったわけではなく、みんなが大切に思う気持ちがあってこそ風景は守られるのだ。

何でもかんでも「保存」と言うつもりは毛頭ないが、少しの知恵で、文化が遺されることを考えもしない。

写真は、この間までそこに確かに建っていた24年ほど前の風景。と、きょうの「その場所」。

Photo

Dscn3189

通りにはこのような建物も残っています

Dsc_0008

加藤誠洋

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