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2009年9月 6日 (日)

タレルの闇体験

5日

朝、5.5キロを31分40秒かけて走る。「かけてはしる」。

午前中、後期授業の方針確認と前期授業の総括のために行なわれる「講師会」出席のため水戸へ。建築系の講師が集まるも欠席者もちらほらいる。非常勤とはいえ僕たち「教える」ことをしている者として、学生に対して「責任を持って」接しなければいけない。学校と講師が共通の認識をもって後期に望むべく用意された場だから当然のこと、おろそかにしてはいけないのだ。

ともかく僕の授業に関しては、一部意図的に伝えなかったことがあるにせよ概要とその意義を学校側が理解してくれたことで、あとは僕のほうで綿密な授業計画を立てることに障壁はなくなった。

昼食は学校が用意してくれたお弁当。とりあえず揚げ物は食べずハンバーグは半分にしておく。

時間が中途半端になってしまいこれから帰ってもハブが代用を務めてくれている2級製図講座には間に合わないので、水戸芸術館で開催中の「現代美術も楽勝よ」展を見る。今回の企画展は本当の企画意図を予め説明しておく必要があったのではないだろうか。最後、映画まで見なかった人にとっては?な事が多々ある。というのは、通常展覧会を通して見えてくるはずの企画意図が最後のこじんまりした会場で上映される「映画」で氷解するからである。でもそれとて話がこじつけっぽくて少々「謎」な、芸術館史上稀有な展覧会となっている。それでも過去の展示物に接してそれなりに楽しめる企画ではあった。(タレルの「ソフトセル」体験をしたり、アバカノビッチや川俣正があったりで映画(blackbirdのバリスタ「Mr.タグチ」も役者として登場!)。しかも土曜日はパイプオルガンの演奏まで付いてきて800円はお得だろう。)

ところでタレルの「闇体験」ですが、完全な暗闇だけに微細なことが気にかかります。微かに聞こえる空調の音がそれで、瞑想を余儀なくされているだけに音に反応してしまう。「闇」といえば数年前、善光寺の戒壇巡りの強烈な体験(闇を歩く)をした。本当に強烈です。

その後、もし早く帰れなかったらやろうと思っていたことを実行に移すべく、車内で着替えて水戸の街を走る。5.9キロを48分のスロウラン。後期では授業後に走ろうと思っていてその試走である。先日の海辺ランもそうだったように場所を変えて走るのは新鮮だ。ルートは今後考えるとして、水戸の街は適度な坂があったり歩道がきちんと整備されていたりして走りやすい。ゴールはblackbaird前。店内に入るとスタッフが勢ぞろいしていた。僕のスリムな変わりようには驚いていただく。バンコで水!とアメリカーナ(アイス)をいただき、常連の魚屋さん(彼もジョガーなので、是非今度水戸を併走しましょうということになる)や設備やさんのカップルとお話をする。

ハブから電話で、講習の様子を聞く。何とか無事にこなしてくれた。というよりおそらく僕より親切で丁寧な教え方ですね。きっと。

加藤誠洋

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