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2008年6月17日 (火)

chanel mobile art

シャネルモバイルアートを体感してきました

Dsc_0060_2 Dsc_0074 どうしてもコラーニっぽいと表現してしまう僕は語彙不足でしょうか

期間限定でアジア・アメリカ・ヨーロッパを順次移動するシャネルの企画したアートイベント(ディレクションはカールラガーフェルド)がオープニングの香港に続き代々木(オリンピックプール脇)で行なわれています。                                          ”巻貝”をイメージしたというザハ・ハディト設計のパヴィリオンは、香港では香港島中環のスター・フェリー乗り場、日本では丹下健三の”巻貝”のそば。

Dsc_0069 本家巻貝 

鑑賞者はまず指定された時間まで、隣接して作られている待機所へ時間ごとの椅子まで案内されます。同じく少し離れた場所に設けられた洗面所とともに白いテントでモダンに作られていています。時間になると巻貝の中心部にあるエントランスまで案内され2人1組で誘導員が中に招き入れるまで並びます。内部に入るとすぐにMP3を渡され耳に付け、しばらくすると案内が流れ始めるのでそれにしたがって鑑賞が始まります。                                                                                                                         音声はかすかな環境音楽のようなサウンドとゆっくりしたスピードで語りかけてくる少々観念的な”言葉で鑑賞者をコントロールしてきます。(日本語音声案内はある著名なアーティストが担当しています。残念ながら僕はその声が好みではないので少し憂鬱になりました)案内方法が適切かどうかわからないけれど、少なくとも主催者の意思は感じます。残念ながらザハの建築は、内部ではその魅力を充分感じることができません。理由は誘導が観念的でとらわれてしまい(それは僕の未熟さもあるかもしれないけど)普段のようにじっくりとアーティストの作品と建築空間に対峙できなかったことや、ザハの有機的空間がアート作品としっくりきていないこと。特に誘導スピードがザハの流れるようなデザインに追いつかず、空間を断片的にしか捉えられなかったことが最大の要因です。                            アート作品は、シャネルのキルティングバックをテーマに制作されています。それぞれのアーティストの手法で表現するキルティングバックは、映像であったり立体であったり様々。個人的には水溜りに映る揺れた都市の映像を眺めるレアンドロエルリッヒというアーティストの作品に興味を持ちました。                                 知っているからなのか、束芋や荒木の作品は本来のエネルギーをシャネルによって去勢させられてしまったようです。                                    そうそう、まずはじめに体験することになるマイケルリンの床タイルは華やかで、きれいでした。                                                  とにかく、移動しながら漂着物のように現れては消えていくスタイルはここ東京では消費されるデザインや誰もが持っている高級バッグの価値などと呼応しているようで楽しめました。                                                   ちなみにザハのパビリオンをみてまずはじめに思ったことは「ルイジコラーニに類似」といったださださコピーをコピー物のバックが大量に出回るアジアで見る」というどうしようもないコピーでした。                                           その後僕たち(今回は10名で見てきました)はもうひとつの展示が行なわれているMVRDV設計の建物(ズレている様が動いているようで、自分の中で無理やり移動というテーマに合わせてみる)に入りオカメプロの作品を見て、少し遅めのお昼を取り、その後中銀分室へ移動。本家代謝建築に入り、お越しの皆さんに中銀カプセル移設計画(近々ここでお知らせできるかな)をお話したりしてました。

Dsc_0070 シャネルモバイルパッチィー

Dsc_0106 いざ中銀へ 

Dsc_0111_2 中銀から見る浜離宮

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