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2005年7月

2005年7月31日 (日)

再利用・残すということ

そもそも鉄道駅には使い回し、格好よく言えば再利用の事実があります。

古い駅舎でプラットホームの上屋に使われている柱など、よく見てみると、役目を終えたレールが使われていたりするのもその一例です。

(このレールには、つくられた場所や年が刻印されています。

見つけたらチェックしてみてください。ちなみにアメリカやイギリス製があり、日本ではイギリス製のほうが早く導入されています)

当時、鉄道ではレール再利用の方法が確立されていた。そこで、駅舎は?と考えました。

両毛鉄道は経営難から明治39年に当時最大手私鉄であり半官半民の日本鉄道会社に譲渡されています。(設立時、両毛鉄道の建設敷設工事は日本鉄道が行っています)

明治43年の栃木駅改築の時点では駅の管理は半官半民といえる会社の指針に沿って行われたはずで、移築の決定はたとえ両毛線内の決定機関で行われたとしても、上部にお伺いは立てているでしょう。

もちろん、当時の経済状況や会社の運営状況も影響してくるはずなので、駅舎の移築は稀な事例かもしれません。

しかし、当時の駅増設や利用拡大に際し、駅舎再利用が他でも行われていたのかもしれません。

もし、あるとしたら、そのようなことは、移築しやすさから木造の中小駅に多かったはずで、調べてみる価値はありそうだと感じています。

さて、初代駅舎はわずか22年で2代目駅舎に変わりますが、実は2代目駅舎もすぐに3代目へと変わってしまいます。しかも、更に短い18年!です。

と、いうことで、また考え、推察をしたりして・・・。

建築を見ることは推理する愉しみがあります。

推理をするために、いかに正確な裏付けをとるかは大前提で、時代背景や社会構造、経済、政治、人間関係、文化、芸術・技術などと絡めながら見ていくと、結果はいくつもの要因が重なった集積と見ることが出来ます。

なぜ古い建物を残さなくてはならないか?

今更ですが、価値があるからとか、古い物は大切にということより、そこに注がれた過去の集積を残さなければならないからだと、僕は思っています。

それは、当時を知らない人でさえ懐かしさになり、生きていく上の尊い感情を想起させます。

その一つ一つを紡いでいって初めて成熟した未来があるのではないでしょうか。

そんなこともかんがえながら、この辺でこの話はおしまい。最後、とりとめなくなりました。流して読んでね。(か)

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2005年7月30日 (土)

フジロック

開催中ですね。毎回、いいなと思うバンドが出ているみたいだけど。「みたい」というのはちゃんとチェックしたらすごーーーーく行きたくなってしまうから。行けばいいのだけど、苗場はちょっと遠い・・・。そんな中でも入ってきた情報によると今日はベックにファットボーイスリム。ファットボーイスリムいいなーーー。みなさん酔い(一番に変換された・・・。)いえいえ、良い週末を~。(は)

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2005年7月29日 (金)

はじめて幸田文の世界に触れた作品。私はこの本を読んで木に対する見方が変わったと思う。
花が咲いていても花じゃなくて幹や根っこの方を見るようになった。
それは木以外にもあてはまる。
華やかなものに惹かれていた心は、それを支えるもの、過程を考えるようになったように思う。(は)

ki_kouda

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2005年7月28日 (木)

復活

軽く夏バテ気味な(は)です。地震が続いてます。悪い予兆でないことを祈るばかり。そして心構えもしっかりせねば。

今更な話題ですが・・・。真心ブラザーズが再始動してますね。うれしい限り。飛び上がるほどではないけど。YO-KINGの声はやっぱり真心から聞こえるのがいいなと思います。10代後半から二十歳頃に聴いていたバンドが次々と解散や休止してしまった中での再始動は、もしかしたらあのバンドも!?なんて思いをめぐらす楽しみが増えたよう。(は)

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2005年7月27日 (水)

フリップブック

ケンゾーの新作の香水にフリップブックがついて発売。ケンゾーのページのmenu→BOY'SDAY→artistでちょこっと中身が見られます。
5人の方々が参加しているようですが、私なら伊藤存・高木正勝コーネリアス がほしい!と思います。買わないけど、作品は見たい!シボネに行けば見られるのかしら。

huukei今朝の通勤途中の風景。風に吹かれた稲が毛皮ように見えました。大きな獣が横たわっているよう。稲が一段と伸びたよう。空の色もきれいでした。(は)

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初代駅舎の謎

初代栃木駅舎は明治21年の両毛鉄道(現在のJR両毛線)開業時から同43年に2代目にかわるまで22年の間使われました。

22年間と聞くと長いようで、建物の寿命としては早すぎます。

調べてみると、当時の栃木駅舎の乗降客数や貨物の取引量にくらべ、当時の規格としても駅舎規模がかなり小さなことがわかりました。

また、文献からも駅の狭小を理由に建て替えされたことがわかりました。

わずか22年間で建て替えをしなければならないとは、もう少し何とかならないのか戸は思いますが、駅舎というのはまず、機能ありきなんですね。

毎日の乗降客を機能的に処理出来なければ致命的なのです。

さて、なにが僕を驚かせたのか。

じつは、初代栃木駅舎が隣の思川駅舎として使われているという情報を得たのです。

思川駅は小山駅から来ると栃木駅より一つ手前にあります。

開業は明治44年。栃木駅より23年後!に駅が出来ました。

先ほどお話ししたように、2代目の栃木駅舎に変わったのが明治43年です。

日本の木造建築は、一度解体しても組み立てることができます。

年代的にも再利用に無理はなく、思川駅舎が栃木駅舎であったという噂もまんざら嘘でもなさそうだなということで、調べてみたところ、ほぼ間違いないという確信に変わりました。(詳しくは報告書をどうぞ)

しかし、残念なことに、思川駅舎は僕が報告書を書いている1年ほど前に新駅舎に変わってしまっていたのでした。

さて、駅舎使い回し再利用については、栃木駅だけが特殊な事例ではないのではという考えが浮かびました。

船や馬車による輸送手段から鉄道輸送に変わる端境期(はざかいき)には、駅の利便さや正確さが認識され、鉄道利用の拡大がかなりの間続きます。

すると、当初予想していた乗降客数や貨物量によって決められた駅舎規模が大幅に増加し、駅舎規模が小さすぎて間に合わなくなってきます。

一方で鉄道は、線路を敷設する関係で町の中心より少しはずれた場所に置かれることが多く、そのことが、郊外の人口増加にもつながり、沿線に新駅も誕生するなど、とにかく鉄道黎明期(れいめいき)は都市構造が大きく変化した時代でもありました。

近隣がかなり開発されて、人口が増えた。あるいは鉄道が便利で近隣に新駅を望む声が大きくなったりして、結果として栃木駅舎を新しく建て直し、初代栃木駅舎を思川駅に持ってきて使おうという考えてもおかしくないでしょう。

もしかしたら、そのようなこと(駅舎再利用)は、当時ごく自然にあることだったことかもしれません。

僕がそのようなことを思ったのにも思い当たる節があったからなのです。

(つづく)

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2005年7月26日 (火)

冷茶

台風がきていますね。
(は)の家にあったパソコンは去年、台風情報をホームにしていました。
台風の変なネーミングを見てを教え合うのが家族で流行ったことも。

湿気の多い日におすすめの飲み物。(最近、教えていただきました)
冷茶。ちょーーー適当かつおいしくつくる方法。
寝る前に水を用意→お茶の葉を入れる(家にあるものでOK)→冷蔵庫へ→朝にはおいしい冷茶が!
ちょっと調べてみたら、1リットルに対して10gがいいみたい。
それを基準に好みを見つけてくださいませ。
わざわざ冷茶用パックを買わなくてもOK。これを飲んでペットボトルのお茶の味気なさに愕然した(は)です。

otya 暑い中、熱いお茶を飲むのが好きというお友達のおうちでのお茶セット(益子焼き)。手作りのヨーグルトケーキにトマトジャム添えがお茶のお供。写真は食べちゃった後の写真。

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2005年7月23日 (土)

うろうろ

つづき。
丸ビル経由銀座。中西俊夫展at風ギャラリー→そば猪口展at日々
(エポカザショップ地下一階)→光の詩人 ― 福原信三・信辰・信義 写真展atハウスオブ資生堂
恵比寿に移動して、アンティークスタミゼ→佐藤貢展atLimArt →CHECK&STRIPE(布を扱う店)
→パティスリーマディで一休み。で、代官山のギャラリー
・・・と思ったのだけど、7時だし、慣れない靴で足が痛いしでおとなしく帰りました。

いろいろ行ったけど外れの無い内容ばかり。特に佐藤貢展がよかった!おなかいっぱいで帰りました。

hibi 写真はエポカザショップ。見づらいかもしれないけどそば猪口が並んでます。(は)

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2005年7月22日 (金)

てがみ

tegami先日、文通している友達に宛てたもの。絵はなまず。川魚の料理やさんに行った両親のお土産に包まれていた包装紙を使ってます。いいなと思う包装紙や広告があるととっておいて封筒にします。ちっちゃなお裾分けなんかのときにも。(は)

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2005年7月21日 (木)

かまぼこ

かまぼこの鈴廣が代官山にお店を出したそう。
店舗デザインと家具デザイン:ランドスケーププロダクツ
フードメニュー:料理研究家の長尾智子
スタイリング:スタイリストの岡尾美代子
と、くれば素敵ショップ間違いないでしょう。
しばらく混みそうだな・・・。でも午後7時に終わってしまうのが惜しい!だっておつまみに丁度いいじゃない。
ビールは置いてるみたいだけど、昼間から飲めってことなのかなぁ。それもいいな。

kikuti_ 聞いてみたいCD。菊地成孔を中心に総勢11名のバンドらしい。ミュージカル・フロム・カオス。菊地成孔の名前を最近よく目にするのです。どんな音なのか知ってる方いたら教えてください。amazonのレビューで買ってもいいのだけど、いまいち踏み切れない。(は)

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2005年7月20日 (水)

キヨシ

昨日の読売新聞の夕刊にペリー荻野が児玉清がキテル!というコラムが載っていた。
毎朝
、を見ていていいなーと密かに心寄せていたので、熱心に読んでしまった(は)です。

行けるかな・・・・
イップとヤネケ展 

遊べる本、作ってみたい本のいろいろ 
ひろがる美術 
内藤礼はすごーーーーく行きたい。しばらくは関西へ行かないつもりだったのに。うーむ・・・。(は)

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また やっちゃいました。

「千葉の住宅」、25日頃から泊り込みで現場管理(ほぼ大工さんの手伝い)することになりました。いろいろな図面が必要になってきます。

やばいことはわかっています。でも、でも、でもどうしてもウロウロしたくて、ウロウロしに行ってきました。

車(大橋兄弟と)で熱海まで行き、自分はそこから電車で行くことにしたため、熱海の駅前に置かれた素敵なベンチで朝まで寝て、さっそく始発で静岡へ。

藤森照信氏の秋野不矩美術館、谷口吉生氏の資生堂アートハウス、磯崎新氏のグランシップ、それから沼津へ行き、菊竹清訓氏の芹沢文学館へ。

この文学館は、海辺からつづく松林で囲まれた景勝の地で、とても静かで、おもわずシーサイドで読書してしまいました。

そして帰りがてらに、かねてから行きたかった葉山の美術館でカチーナ人形をみてゆったりとしてみました。カチーナ人形をみていて、間の抜けた感じが埴輪に似てるなぁとぼんやりと感じていました。

バカンスの日々(2泊3日)でした。

この夏は、貴重な青春の時間を「千葉」に捧げます。(さ)

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2005年7月19日 (火)

■お知らせ

7月18日、朝日新聞の栃木版に(か)さんが参加している栃木市の町並み景観調査の記事が載りました。

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東京国立博物館

梅雨明けだそう。夏です。夏。早く過ぎ去ってくれることだけを祈るばかり。
さて、休みを利用してウロウロしてきました。
まず向かったのは東京国立博物館。大きな企画展がなく閑散としてました。
平成館で万国切手展。ふるーい切手の数々。学芸員の人が単眼鏡を貸して下さったので、細細としたところもしっかり見てきました。ほんの数c㎡のアート。単色か2,3色刷りで細やかなデザインが多い。やっぱり切手はおもしろい。
それから埴輪を見ました。はにわ。いいですねーーーー。あのなんともいえない佇まい。見てるとホゥっと力が抜けてきます。本館もぐるっとひとまわり。大判小判(江戸時代以前)の展示がよかった!当たり前だけど手作り。だからちょっと不揃いで素朴でかわいい。
最後にきっと散財すると思って今まで近づかなかったミュージアムショップへ。その日は何も買わないこと!と心に決めてきたのだから、散財しないだろうということで。でも。。。想像以上の素敵グッズの数々。それで・・・埴輪シールと鳥獣戯画のシール買っちゃいました。
なんて私の決意は脆いのだろうと痛感したけど、あの素敵ワールドの中でこれだけしか買わなかったのだから偉い!と自分誉めてます。
所用時間:2時間半。他が回れなくなるので東洋館と法隆寺宝物館は行きませんでした。

まだまだウロウロ続きます。後日。

buru-tasu アイスランドが載ってます!ますます行きたくなってきましたーーー。CDもいいです。ジャックジョンソンにマニーマーク!(は)

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2005年7月16日 (土)

フリーペーパー

フリーペーパーが好きです。以前は良くclubkingdictionaryをもらっていました。ここでいろいろなことを知るきっかけになったと思っています。dictinary以外でもフリーペーパーが置いてあると良くもらっていました。お店のだったり、個人のだったり。フリーペーパーでなくても、数百円で売っているミニコミといわれるものも良く買っています。

インターネットをはじめ大量の情報が流れている中で、小さな小さなメディアだからこそ、作っている人の顔が見えて、伝えようとするものが素直に分かるところにホッとしているのかなと思っています。

ここでも作り手が伝わってくるものに惹かれているのだなと今わかりました。ここでも、というのには他にもいろいろあるからです。それはまた何かのときに。(は)

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「水塚」記事

先日読売新聞前橋支局から取材を受けた「水塚」に関しての記事が、新聞に掲載されました。支局のサイトに掲載されています。ご覧ください。

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初代栃木駅舎の謎

現在の高架駅スタイルの栃木駅舎は4代目に当たります。

前回お話ししたように『報告書』では、3代目までの駅舎変遷もまとめました。

で、今日は初代栃木駅舎に関する出来事。

実は、当初この初代駅舎の存在は一部の間の人に知られるのみの“幻の駅舎”だったのです。

「いまの駅舎は3代目だ」(いまというのは、高架駅前の駅舎)と地元の物知り老人の間で語られていた“噂話”の域を出なかったのです。

なんと言っても証拠が全くない。と地元の関係者は思っていたのです。

信じようにも証拠のないことを事実とは記せません。

ところが、です。

ある日教育委員会から電話があり、栃木に向かいました。

そこには一枚の絵はがきが・・・                                       「今の駅舎、三代目らしいんですよ、知ってました?」と見せられた絵はがきにはプラットホームで汽車を待つ人の後方に見覚えのない駅舎。下には”栃木駅舎”の文字が。         

たまたま骨董店によって買い物をした市の担当者の方が、骨董店主に「どれでも好きなの持って行きな」と差し出された昔の絵はがきの中にそれはありました。

こうして、初代栃木駅舎が現実の駅舎として僕の前に現れたのです。

さて、それから、栃木駅舎の変遷を検証し直しました。

その発見によって、、栃木市の昔をまとめた写真集にも「初代駅舎」として掲載されていたものが実は2代目だったわけで、そこで展開されていた、駅舎とともに写る風景は、考えられていたより20数年後の栃木であったのです。

しかし、新事実は僕を更に驚かせました。

それは、またまた町の物知り老人の一言がきっかけだったのです。(か)(つづく)

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2005年7月15日 (金)

熱い!

一気に夏ですね。
今日、行きたい国が増えました。アイスランド
です。海嶺を見たい!
3時のお茶の時間に見ていた教育テレビの高校地学でやっていたのです。
でもまずは糸魚川市
ファッサマグナミュージアムで予習。この近所には村野藤吾の谷村美術館もあるのです。糸魚川が熱い!

■お知らせ:こちらをチェック!

coyote 最近、ちょこちょこと読んでます。冒険!旅!こちらも今熱い!(は)

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2005年7月14日 (木)

涼しいです。

よく犬をバックなんかに入れてショッピングを楽しんでいる方々がいますが、あれには参ります。
なぜって。品物を見ていると横から正面からいきなりかわいい頭がちょっこり来るのですもの。動揺を隠し切れません。

yes青春の1枚その2。yes,mama ok?のQ&A65000。最高です。キュアンドシックスファイッオー♪(は)

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『栃木駅舎調査報告』

またやってしまいました(か)が書きました。

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[

「もうすぐ新駅ができるために取り壊し予定の栃木駅舎を調査して報告書を作ってもらいたい」との依頼が、栃木市教育委員会からの依頼で舞い込んだ。                 もっとも、直接頼まれたのではなく、恩師から「やってみない?」といわれての仕事だ。                                                            引き受けてから、駅舎建築に関して全く知識のないことに気がついてあわてた。             あわてても仕方がないので、図書館で駅舎関係の書物をあさったり、本屋でも気がつくと鉄道関係のコーナーで立ち読みをしたり、とにかく駅舎と名の付く物を探し歩き、

仕上がった報告書は、それまでの栃木駅舎の変遷を盛り込んだり、日本の戦争や駅舎史を振り返ったりと、一駅舎の報告書としてはかなり壮大なテーマを掲げるものになってしまった。 

駅舎というのは、それだけ歴史や周りとの関係が深い建物といえる訳ですが・・・。

報告書の内容を少し紹介すると、まず、日本の中小駅舎は乗降客数などに基づき当時の鉄道省(局)が策定した規格によって平面や立面プランがつくられていたこと。

このころ建築された駅舎は今でもおもに地方に残されていて「なつかしい木造駅舎」なんて呼ばれていて貴重であるとされていますね。

まぁ、いまでは確かに貴重なんだけど、その昔、地方の中小駅舎はほとんど同じ形だったわけで、いま、地方のどこの駅も個性なく同じような形をしているというのとにている状況だったわけです。

木造駅舎が個性的なファサードを持つようになるのは、大正末から昭和の戦前までで、戦争を機に駅舎は、また機能優先の無個性な建物になっていきます。

線路の敷設に関して言えば、栃木駅舎のある両毛線はもともと東北線の誘致に断念した地元の有力者をふくめた財界人がつくった訳です。

そのことに関しても、巷では、地元商人の反対にあってと思われていましたが、当時の文献を読むと、けっしてそんなことはなく、むしろ歓迎する商人のほうが圧倒的で、ではなぜ東北線が栃木を通らなかったかというと、それは当時(明治時代)、線路は軍事目的のため利用されていたことが理由としての一つで、東京から東北までどのように線路を敷設したらよいのかということが重要な決定理由だったからでもあったのです。

今でも見ることができますが、ホームの端がスロープ状になっているのは軍事物資をそこから搬入したからです。(つづく)

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2005年7月13日 (水)

ネットを見て、おおと思ったこと。
スウェーデンのマクドナルドの紙コップがStig Lindbergだそう。もし日本のマックで紙コップをデザインするならどんなのがいいかなー。
大御所で選ぶなら猪熊弦一郎の顔がいいな。

後は唐紙の伝統的な柄もかっこいい。
最近の人なら、mina perhonenデザイナーの皆川明
先先月のカーサの表紙やINAXの広告のデザインをやってる、山本祐布子

現代美術の人でイチハラヒロコ
グラフィックデザイナーのgroovisions
などなど・・・。他もいろいろあるけど、この辺りでやめときます。

マックには普段行かないけどコップ目当てに行くかも。
でも紙コップじゃなくってちゃんとしたコップがいいな。味気ないマックも数倍おいしくなる!はず!?

みなさん、どんなデザインのコップでマックシェイクを飲みたいですか??

hana (か)さんのお母さんが撮影。ちょっとうつむき加減な感じがいいなと思います。(は)

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2005年7月12日 (火)

すれ違いだけど

私は毎朝、車で出勤しています。通勤ルートは田畑が広がる狭い道しか通りません。(夜は道から落ちそうなので通りません・・・)すれ違いの車があると(あまりないけど)どちらかが脇に寄って道を譲ります。自転車の人は降りて脇に寄ります。そのときクラクションを一鳴らしし合ったたり、ニコっとしながらおじぎをし合います。窓が空いてると、「どーもー」って言われたりします。
こんな一瞬の小さいことでそれも車越しだけど気持ちが温かくになります。形はどうあれ、こういうやりとり大切にしたいと思いました。

200507121602000 ふらっと立ち寄ったお店で買いました。上がドイツ。下がチェコ。(は)

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2005年7月11日 (月)

近況報告・その1

「千葉の住宅」 明日、確認申請を出しに船橋市役所に行ってきます。

右も左もわからぬまま、必要と思われる書類をそろえたり、目が回りそうな日々でした。

ここまで自分達でやるとは正直思っていませんでした、と感じるくらいです。

現時点で、

内部仕上げは珪藻土塗りと、一部カラマツをオスモカラーで拭取ったもので、フローリングは栗。

外部はAEP吹きつけ、屋根は、屋根は、屋根は・・・、すごいことになりそうです。お祭りです。

構造計算は3階建てなので構造屋さんにお願いしました。

この住宅の名前を決めてくれ、と言われているのですがネーミングセンスがあまりに無い(昔から)ので困っています。

(か)さんの「調査は推理。ぼ・ぼ・ぼくらは建築探偵団」楽しみにしています。

(は)さん、文香ありがとうございました。最初のうちは存在に気づかず、「なんか今日、自分お香くさいなぁ」と思ったくらいです。ほのかな香りが心地よかったです。(さ)

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ライブ

先日、雨がたくさん降っているなか行ったライブはとってもよかった!

雨によって一層雰囲気が出たような感じさえする。加えてダムタイプ((か)さんの6/14の記事参照)の映像がかっこいい。このライブはギターもドラムもベースもなくって、一人機材を前にボタンを押したりツマミをひねったりしているのだけど、形はどうあれやっぱりライブはいいーーーーー。建物同様、作っている人が奏でる音を直に体感しなきゃ!って私は思います。(は)

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2005年7月 9日 (土)

クレマチス

きれい!(は)200506170954000.jpg

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どうも最近、夢見の悪い(は)です。天気のせいでしょうか・・・。

そんな朝を和ませてくれるいくつかをご紹介。

まず、常温の水をコップ1.5~2杯飲み干す。ご飯をつつきながら、新聞の一面の下の方にあるコメント欄を読む。こどもの詩を読み、長田弘氏が書くその詩の感想に感動する。人生案内を読みコメンテーターの返答をふーんと読む。以前、一人暮しをしていたときは新聞をとってなかったので、すてきなあなたにを読んでました。この本は月ごとにくくってあって、7月だったら7月のところを読んで日々気づかない四季の変化やその他諸々にハっとさせられたり。初版が1975年なのに今読んでも色あせないエッセイ集です。オススメ!(は)

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2005年7月 8日 (金)

ブックデザイン

私は本も好きですが、本のデザインも好きです。本屋さんに行くと新刊コーナーに行って、いいなーと思う本を見ては誰がデザインしたのかチェックします。もちろん雑誌もチェックです。隙あらば、カバーをちらっと取って中も見たりします。いいなと思って手にとる確率が高いのは大久保明子、祖父江慎、グルービジョンズ有山達也、葛西薫、山口信博クラフト・エヴィング 商會(敬称略)などなど。今思いつくのは以上でしょうか。後いくつかあるのだけど、名前があやふやなので割愛。

ueda 最近のヒット!山口さんデザイン。このまえの植田氏のトークセッションにも来ていました。植田氏は山口さんに「静かなデザインをする」と言っていました。あまりにぴったりな言葉に感動しました!(は)

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落ちている石

 気がついたら、もう20年近く建造物の実測調査をしています。                野帳(実測図を描く用紙)に、建物を図化するために必要な情報を、どれだけ正確にわかりやすく時間内に収めることができるか。                                                   僕は、曲がりなりにも設計者なので、どれだけ美しく描けるかということも気にする。       ここでいう美しい図面とは、レイアウトまで理解して描かれている図面のこと。                               実測調査に始めて参加した頃の僕の野帳は、芋虫が転がっているようなもの。        いや、大げさでなく、ほんとに。                                                   なにより、図化するために必要な情報(寸法や、壁・柱が)ところどころ抜けていたり・・・                 野帳としては最低。                                                            何を描けばいいか、わからなかったことが一目同然。                                    調査隊について言われるがまま、紙と鉛筆をもって立っていただけみたいな感じ。                     だから、初めの頃の調査に関して、印象に残るのは、暑かった土蔵の小屋裏とか、終わった後のビールのうまさ(夏だったから・・・)。                                            でも、そんなこんなで同じことも20年続けていると、少しは実測図が上手に描けたり、分かり切った顔をして学生の野帳を覗いて「へただなぁ~」なんて言っちゃったりをしています。

もう一つ、20年続けていると、わかってくること。                                       僕が調査しているのは、主に江戸末から昭和20年代までの「近代日本の建築」です。                   土蔵や見世蔵、洋館などの近代化遺産と呼ばれるもの。                                    これらは現代の建築と較べると、不合理な部分がたくさんあります。                          「いったいこれは何のため?」と首をかしげたくなるようなものも多々見受けられます                          実測調査は「あるがままを正確に描く」ことが大原則なので、僕もせっせとそういった「無駄に見えるもの」をただ漫然と写していたのです・・・が、ある時、はっと、無駄に見えていたものが、必要なものであることに気がつきました。                                       例えば土蔵の外壁にぼこぼこでているおまんじゅうのような出っ張りは足場を掛ける金物がとりついたり、外壁を守るために板葺きをするための引っかけになっていたり、軒先のはちまきと呼ばれる破風部分のだんだんは、軒の出が少ないことで水が有効に切れるような考えで作られていたりと、見れば見るほど、考えれば考えるほど、一つのことがわかると芋ずる式に理解が深まっていきました。                                           一見不合理に見えることも建設当時は合理的な考え方であり、合理的なことが建築をするときの大きな割合を占めていることがわかったのです。そうなってくると、自然と建築を深く観察するようになって、野帳に書き込む情報量も正確さと、的確さを増す結果となりました。

20年の実測調査で学んだこと。                                                         「無駄なことなんて一つもない」

座右の銘                                                         「賢い人は落ちている石からでも学ぶ」にしている(か)でした。

hosino

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2005年7月 7日 (木)

玄米菜食

七夕です。季語は秋なんだそう。秋の七夕。あまりしっくりこないけど、夏よりロマンチックかも~なんて思う(は)です。

ロマンチック~な話題は終わりで食について。

夏野菜がおいしくなってきて、日々、旬を楽しんでます。そして玄米菜食も日々実践。以前、焼肉の食べ過ぎで体調を崩してから、家ではお肉のみを避けていたのだけど、最近は動物性の類も極力避けています。外食は避けられないので食べます。あ、甘いものだけはやめられず、それに伴ってバター卵牛乳を食べてます・・・。

体調はとてもいいです。その証拠に鉄剤ナシではいられない体も最近の検査は好数値。服用をサボるといつもガクっと下がるのに。なぜか検査項目にある尿酸値(コレステロールとかはないのに)も下がってました。

ということで、基本は玄米と野菜と豆。たまに大好きなケーキやパスタ、チーズたっぷりピッツァが私にはいいみたいです。

hana07写真は昨日、私が四苦八苦していけたもの。まだまだまだダメダメです。アアルトのフラワーベースは難しい。(←アアルトのせいにしてる・・・)(は)

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2005年7月 6日 (水)

ビーグル犬

またワンクリックしてしまいました・・・。なんだかここが私の散財日記のようになりそうな勢いな(は)です。

月曜日に栃木市で蔵の調査がありました。行った先のおうちに!ビーグル犬が!大好きなビーグル犬が!私と家の者の間ではどこでビーグルをみてどんなビーグルだったか報告するのが義務化されてます。今回は愛嬌のあるちょっとオヤジィなビーグルだったと報告。ちなみにビーグルマップが家族の間にはあります。その付近に行くときは散歩していないか目を光らせていることをここで告白・・・。

snoopyご存知、世界一有名なビーグル犬。 (は)

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2005年7月 5日 (火)

寝不足・・・

ワンクリックして買った。一気に読みました。それくらい面白かった!寝ようと思っても、本に惹き込まれてしまっていて、なかなか寝付けないくらい。私って実は旅日記好き?と思ったり。と即、旅人の虎の巻のような一冊、深夜特急を読んでいないことが発覚。でも星野道夫さんの本は好きです。この本がきっかけでアラスカにいつか行ってみたいと考えるように。そして今回は・・・南米のエクアドルに行きたいなと。後、船で旅をしてみたい。実は陸が見えなくなるまで船に乗ったことがないのです。

marz 最近、聞いている一枚。テイトウワ2-Step、あんまり最近きかないな・・・いずこへ・・・。でもすごっくいい!(は)

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2005年7月 4日 (月)

引いてもだめなら

昨年、とある宿泊施設に泊まったときのこと。                           夜、外に食事に出て戻り、4枚建てのサッシュがはめ込まれている玄関引き戸!に手をかけてあけようとしたのですが、びくともしません。                    「あちゃー、閉められた」と思い、今まさにその宿泊施設の大部屋で雑魚寝しているであろう友人に携帯電話を使い連絡。                                                        「あのさー、玄関閉められちゃったんだけど・・・」                        「加藤さん(僕のこと)押してみな」                                 「えっ」・・・一瞬何のことかわからなかったのですが、電話を切り、冷静になって考えて「ああ、これは引き戸ではなく開き戸であったかと気がつきました。                       なぜ間違ったのか。                                          扉には縦長につかむタイプの通常引き戸につくはずの取っ手がとりついていたことと、連続した4枚のガラスサッシュが4枚建ての引き違い戸に見えたからでしょう。

誰もが感覚で使えることを念頭に設計をするということは常に考えておきたいことです。    身の回りの持ち物は電気を使用してスイッチやボタンが付くだけの「簡単操作」でできる用具が増えてきています。                                             そういうものでもたぶん、感覚で操作できるように考えられてはいるのでしょう。                  しかし、多くはスイッチや操作状態を変換するためのものです                        ダイレクトに人の原初的感覚で操作できる余地が残る場所。                                建築は感覚の再発見とでもいえるべき可能性を秘めているのではないでしょうか。

そういったことを考えながら設計をするときアフォーダンスやクオリアは有効なのです。

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2005年7月 2日 (土)

なやみごと

目下の悩みは七夕の短冊にどの願い事を書こうかということです。あ、たくさんあるのがばれてしまった・・・。

昨日の補足。職人さん自身が道具を手作りしているのです。すごい!

何だか雷雨がくる気配。なので今日はこの辺で・・・。

overdose 青春の一枚。ピチカートファイヴ。(は)

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2005年7月 1日 (金)

July

ジュライです。もう一年の半分が終わりました。イコール半年後、歳をとるのだわぁ・・・ってネガティブに考えてしまう(は)です。

写真は京都で鶴屋吉信のお店の上生菓子。カウンターで職人さんが作ってくれるのです。左が紫陽花で右は石竹。実物はもっと艶やか。職人さんが使っている道具は手作りだそう。(は)

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